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23
2004

人間失格

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もはや、マーサに抱きついてそのままずっと泣きたい、と
いったどうしようもない願望しかない。

どこか南の島でキッズと暮らす…。
だけどきっとみんな成長してどっか行っちゃうんだろうなぁ…。

この部屋の中の妄想でだけ、彼女達を独占できる。彼女達
とは誰なのか、その境界線はますます曖昧になりつつあって、
僕は結局、それは個人的な夢や無と言ったものなのではない
かと虚無的な考えに陥り、でもそこに感じる幸福感はどうして
も自分の身体を肯定の方向へと歩ませる。



…でも、正直を言うと、そうやって考えること自体が馬鹿馬鹿しい。
ただ、その光の差す方向へ「いち、に、いち、に」と向かっていれば
良い時代があって、その体験がどうも自分には強過ぎた。

その道が途絶えてからというもの、どうバランスを取っていいのかが
分からない。どちらかと言えばつらいことばっかりで、でも、道を外れ
る訳にはいかなくて、なんだか色々あってまた僕は新しい「うず」の
中に巻き込まれている。幸せな「うず」の中に。

大きな物語から僕は離れたくないと思っていて、でもその大きな物語
を紡ぎ出す存在は、離脱や分断を経て、そして、その心臓と言うべき
ものを無くした。存在そのものが揺らぎ、境界線は限りなく透明に、
曖昧なものになろうとしている。

意識を曖昧へスイッチすることを曖昧に決断しながら、どこか違和感
を感じていることも確かで、でも、とてつもなく大きな無力感が目の前
に立ちはだかっている。生皮を剥がしていくようなこの感覚は、死の瞬
間まで絶えることは無いのだろうか。そして、その感覚に自分なりの麻
酔をかけずに、誰が生きていくことが出来るだろう?

噴出は予期しない時にやって来て、それが収まるまで耐えるしかない。

どっちにしろ、物語には明確な答えと言うものは存在しないし、その内
で感じた光を信じながら生きていくしか無いのだと思う。…今のところは。