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25
2004

雨上がりの朝

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今夜の酒はなぜか打って変わってグッド・ヴァイヴ。
バカか俺は…。

選曲に一区切りをつけ、ボノボの「もうじき冬が来る」を再生。もう殆ど春
なんだけど…。アリ・バホーゾ、「ブラジル」のギターリフ、線の細いヴォー
カル、裏打ちのリズム、気持ちの良い要素で一杯だ。ティンパンアレイっぽ
いグルーヴだからか、圭ちゃんが居た頃の娘。像が脳裏に浮かぶ。

…って全然つながってないんだけど、僕が「今日はなんだか」ってサイト名
をつけたのはシュガーベイブのアルバムからで、その時そこら辺の音源漁っ
てた記憶と、その時娘。に惹かれてった記憶が一緒になってるってことで。
好きな人のことを考えてる時に流れてた曲を思い出すのと同じってことなの
かも。今はBGMはゲントウキに変わったけど、やっぱり圭ちゃんが浮かんでくる。

土曜日の午後にラジオから流れてくるポップス、幸福そうな娘。達。
僕の自分勝手な妄想さえも、分け隔てなく祝福してくれる太陽と風。

「素敵な、あの人。」のシャッフルのリズムは「乙パス」を思い起こさせる。

あの時、僕達が恋するように、彼女達も漠然とした存在に恋をしていたに違
いない。その存在って言うのはきっと、ポップスが生まれた時からずっと、
ずっとついて回っている甘い幻想で、僕達と娘。達はその幻想に夢を見てい
たんだと思う。この酷い世界で、そんな夢が見られたこと自体が奇跡なのか
もしれない。

僕は何も比べようとは思わないけど、今、自慰的に、その奇跡を思い出して
いる。封印した記憶はアルコールで甦り、その幸せな姿だけを僕に見せてく
れる。その姿が映る湖に僕は入り、身を任せる。幸せに身を浸す。

その恋は、僕の中にある文脈を全て破壊する。破壊の後に、幸せだけが残る。
やがてやって来る眠りの後に、天国のようなものを僕は想像する。
ゲントウキの歌の一節が耳に残る。



光る宝石を集めて 空目掛けて投げたら






その煌めきは、いつまでも僕の瞼の裏に残っている。