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21
2004

I Got Rhythm

CATEGORY茉麻
マーサがビーズで作ったお魚が欲しい……。
ジョン・ミラー。アコースティック・スウィング。

後付けのジャンルだったとしても、たまらなくスウィートな音楽だ。
午前三時にこんな音楽を一人で聴いていると、まるでマーサと自
分の時間を独り占めできたような気分になる。

マーサは純白で、僕はどうしようもなく汚れている。
でも、ブルースのメロディーはそういう汚れた部分を優しく包んで、
そして、誰にでも分かりやすいかたちにして耳に運んでくれる。
僕らはなぜか、その痛みをちょっとした快感を伴って聴き入れるこ
とになる。もしかしたら、こうやって年を取ることも捨てたことでも
ないのかも知れない。

僕もごっちんに縄跳びを教えてもらいたい。
僕はもっとまともな人間になりたい。
僕はもっと、ゆっくりと、娘。達との時間を感じたい。

ああ、なんだか久しぶりに近所の深夜までやってるラーメン屋
に行きたくなってきた。そこの「麻婆ラーメン」を僕は随分と気
に入っていて、当時の彼女とも随分それを食べたものだった。
それは、幸せなことだった。

僕は帰り道の肌寒さや、手の体温を感じる。
ジョン・ミラーの音楽を僕は知らなかったはずなのだけど、でも、
僕はその音楽を聴きながら、そのことを思い出している。

娘。達は恋について、僕よりも多くのことを知っている。
そして、僕はこの先彼女達より多く恋を知ることは無いだろう。

美しい音楽は彼女達と共にあり、僕は、音楽と彼女達と共にある。
血に溶け込んだアルコールはとても優しい。ディスプレイの中の
りかっちは何も言わない。

もたもたしている間に、「センパイ」はよっすぃーに切り替わっている。
僕は腹痛を感じながら。僕が誰のことを好きなのかを考える。
目まぐるしく変わる「ザ☆ピ~ス」のPVの中で、僕はまた混乱する。

誰が本当に好きだったのかなんて、後になってみないと分からない。
僕が加護ちゃんが好きな人のことを分からない分、そこら辺はずっと
謎のままでいいような気がする。

全てはブルースの中に、メロディーの中に埋もれていく。
美しい少女達の記憶が、僕の血に溶け込む。