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18
2002

Trust a try

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コツコツと苦労して書き換えてきたMP3のタグが手違いで全て文字化け状態。
11800曲の中に散らばった文字化けMP3のことを考えた瞬間、気が遠くなり
本当に倒れそうになった。最近目眩とかそういうのばっかだ。

加護ちゃん・・・。加護ちゃんの萌えの波が再び・・・。
おにいちゃ~ん・・・亜依・・・・おにいちゃ~ん・・・亜依・・・・。
「おにいちゃん、私のチョコレート食べたでしょ~~!も~~~・・・」
「あ、おにいちゃん鼻にヨーグルトついてるよ、ぺろっ」
「あ、この曲すき・・・」加護ちゃん・・・加護ちゃんが妹だったら・・・。

抱きしめたい!
加護ちゃんを今すぐ抱きしめたい・・・・!抱きしめて、その後・・・・・
どうすればいいだろう・・・。どうすればいいか、僕には分からない。
・・いやね、思うんだけど、ヌッキモニに入ってる人の方がそういう状況に
なっても何も出来ないと思うよ。オナニストほど純情で傷つきやすいものは無いって!(机を叩く)

あー・・・加護ちゃん・・・・。
切ないなあ、加護ちゃん。

どうして加護ちゃんはあんなに可愛いんだ。
どうして加護ちゃんのことを考えるとこんなに落ち着かなくなるんだ。
こんなに切なくなるんだ。・・・あー・・・加護ちゃんの同級生になれねーかなー・・・。
加護ちゃんと机をくっつけて一緒に教科書見てーなー・・・授業中に筆談してーなー・・・。

「今日、うたかくんヒマ?」

とか書かれちゃったりして。うひゃー・・・・!女の子と遊んだことなんて無えよ!
で、加護ちゃんと夢の下校ですよ。同級生にからかわれるから、いつもと違う道使って
待ち合わせてね。そんで帰るんですよ。加護ちゃんと肩を並べて。そーだなー・・・
イメージ的には最近見なくなった紺セーラー服とか。ちょっと冴えない感じで。あーやべー・・。
もう、心の中にはエッグストーンとかああいう青春全開なポップスが流れっぱなしな感じ。

アイスクリームとか買って、食べながら歩いてね。
「一緒に帰ろう」としか話してなくて、自分ちに遊びに来るのか、加護ちゃんの家に
遊びに行くのか分かんなくてそわそわしちゃってね。加護ちゃんも静かに迷ってる様子で。
宿題のこととか、友達のこととか、部活のこととかを話しながら歩く訳ですよ。
・・・で、二人とも「なんとなく」のまま、家から結構離れた川沿いまで来ちゃって。
土手に二人で寝っ転がったりして。話は尽きなくて。

隣を見ると、加護ちゃんの顔が今までにない位に近くにあって。
でも加護ちゃんは空の方を見ていて、僕には気づきそうには無くて。

なんか・・・いい感じだなあ・・・・。でも。

「加護ってさ・・・好きな人とかいるの?」・・・・なんて言えるはずは無くて。
そんなことを言って、この瞬間が壊れてしまったら僕はどうすればいいんだ。
でも俺は加護のことが・・・・好きだ・・・。確かに好きなんだ・・・・。
俺は・・・・俺は・・・・・

「・・・・くん?・・・・うたかくん?」気づくと、加護ちゃんが僕の名を呼んでいた。

「あ、ああ」
「急にぼーっとしちゃって。変なの」
「・・・あ、あのさ・・・・」
「なに?」
「・・・・いや、なんでもない」

あー・・・・バカだな・・・・なんで言えないんだ俺は・・・。つうかなんて言えば良いんだ。
今言わなかったらいつ言うんだ。でも・・・・あ゛ーーーーーーー!!!!

そんな事を考えている内に時間はあっという間に過ぎて。
「そろそろ帰ろうか」
「うん」


(以下、何故か激しく鬱。読まない方が良いです)


僕は結局加護ちゃんに想いを伝えることは出来なかった。
後から考えると、その日が最後のチャンスだった。
そしてあっと言う間に僕らは卒業し、別々の高校へと進学した。そして、もう二度と会うことはなかった。
昔の仲間に聞くと、加護ちゃんにはもうちゃんとした彼氏が居るらしい。そして、僕は学校へ行く
こともなく部屋に引きこもっている。もう、僕は一生に一度のチャンスを逃してしまった。
もう僕は、こうして、ここで、独りで、一日中モニタに貼りついて暮らすしか無いのだろう。

僕はため息をつくと、ティッシュの箱をたぐり寄せた。
そして加護のことを想った。そして、いつまでこんな事を繰り返せば良いのだろうと思った。
いつからこんな人間になってしまったのだろう、と思った。しかし、頭の奥にはいつものように厚く
もやがかかっていて、僕には何も考えることが出来なかった。僕が出来る唯一の事と言えば、「物事
を悪い方向へと考える」事だけだった。僕は、加護がその知らない男と一緒にいるところを想像した。
そして、その知らない男に加護が抱かれているところを想像して、マスターベーションをした。
最悪の気分だった。射精の瞬間を越えると、部屋の空気は今までよりも更に深く沈んでいった。

僕は、死ぬことも考えられず、ただ漫然と時を過ごした。
面白いことも、楽しいことも何も無い日々だった。加護の番号は、とうに繋がらなかった。
高校へ入ってしばらくすると、その番号はもう繋がらなくなっていた。しかし、僕は何か事あるごとに
その番号を履歴から呼び出した。電話会社の冷たい応答メッセージを聞くために。

僕はそれを聞く度に、僕は一人なのだと改めて再確認した。
そして、僕の番号は加護の新しい携帯に残っているのだろうか、と思った。

僕は加護にとってどういう存在だったのだろう。
もし加護が僕に好意を抱いてくれていたならば、それをどういう所に感じてくれたのだろう。
そして、僕が加護に好意を抱いていたことを、加護はどう思っていたのだろう。
僕らが一緒にいた時間のことを、どういう風に感じ、どういう風に思っていたのだろう。
そして、今の僕の有り様を見たら、一体どう思うんだろう・・・・。

このまま僕の気が狂ってしまったら、加護は僕のことをどう思うだろう。
気持ち悪いと思うだろうか。

あの頃僕は、僕が加護に感じていた温かみに依って立っていたような気がする。
そして、それが何の理由もなく永遠に続くような気がしていた。

しかし、それは続かなかった。
僕は、何かをしなければいけなかったのだ。僕が感じていた、永遠に続くように感じていた
温かみというものは、僕自身が、続けさせなければいけないものだったのだ。
マスターベーションはいつか終わるし、音楽だっていつかは終わるのだ。

僕は、何かを始めなければならない。