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08
2003

Thou swell

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ごっちんの夢を見た。
ごっちんと手をつないで歩いている夢を見た。

現実ではあまり彼女に萌えたりしないくせに、起きたらすっかり眼球
ハートマーク状態。夢の中でもごっちんはごっちんらしく、ざっくば
らんな雰囲気を作り出して、僕の言葉を引き出してくれた。

そもそもは僕は、まりっぺとごっちんと、同じテーブルで飲んでいたのだ。
だが、僕はその場でちょっとしたごっちんの秘密について口を滑らせてし
まった。ごっちんは「ちょっと、なんでそういうこと言うのぉ…」と言った。

僕は慌てて、悪意が無かったことを説明するために、ごっちんを外に連れ
出したのだ。ごっちんは、すぐに分かってくれた。ごっちんは、プッチの
初期のグラビアで見たような、可愛いパーマをかけていた。ごっちんと
並んで歩くと、彼女が思ったより背が小さいことが分かった。

僕は、僕のことについてごっちんに話した。
それは、ごっちんの秘密に関わるもので、僕の悩みに関わるものでもあった。
夢の中ではそれがうまくつながっているのだけど、何しろ夢のことだから
今になってみると、それがどういう風につながるのかが良く分からない。

だけど、ごっちんは僕の話を良く聞いてくれたし、彼女も彼女のことを僕に
話してくれた。そして、僕らはいつの間にか手をつないでいた。

僕らはいつの間にかすとん、と落ちて、紛れもない恋の感覚の中に居た。
彼女もそれを不思議だと思っているようだったし、僕も不思議だと思った。

随分と歩いたそこは、僕らの全く見知らぬ街だった。
不安は感じなかったが、僕らは身を寄せあった。


…そして、僕はまたすとん、と現実に落っこちた。
僕はまた、自分の気持ちに同調するアルバムを探した。
そして、スタン・ゲッツの「アット・ストーリーヴィル」を再生した。
ひたすら甘く切ないゲッツのソロに耳を澄ませ、僕は泣きそうになった。

いつもの夢のようにまた、彼女は、娘。は失われてしまった。
恋の感覚は、夢の中に吸い込まれ、二度とそれを味わうことはできない。
もう一度夢の中に戻れたら、ごっちんは僕になんて言ってくれるだろう?

音楽を聴きながら、夢の中の女の子について考えることは哀しい。