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23
2003

Never More

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娘。妄想で不意にニヤけてしまうことが多くなった。
以前より、本当に洒落にならないくらいに多くなった。

これは、一般人からしたら完全な「アル中のいかれたおっさん」にしか見えないだろう。
そして、そのニヤけの原因の「妄想」は、社会的に全く無意味な行為として捉えられている。
ずっと前から、都会と言うものの中には孤独と言うものが存在しているけど、娘。に狂って
しまった人達と言うのはその中でも更に哀れな人種なのかも知れない。そして、その中でも
部屋に引きこもっている人種と言うのは最悪に哀れな人種なのかも知れない。

他者との関係の中で自分の存在を確かめるのが普通の状態だとすれば、誰とも会わない生活
と娘。への偏愛だけが存在する状態は、確実に「不健康」な状態だと思う。僕は僕で図々し
い人間だから、そこら辺のバランスを何とか保ってやっていけてはいるけれど、それが何か
の拍子で崩れてしまった時ーー実際にそう言う状態が、あるきっかけから幾度となく訪れ
るようになったーー現実に、自分が一番に求めるのは、体温であり、声であり、その震えで
あり…。でも、現実に無いものはしょうがない。僕は娘。に助けを求めるしかない。





Kの苛立ちと憂鬱に満ちた日記を見て、僕は彼に、自分の「助けを求める感覚」と似たような
何かを感じた。娘。達の輝かしい瞬間がこれ以上失われていくのが耐えられないんだ。
自分の血液を吸われていくような虚脱感。もう、昔のように無条件に「モーヲタ」としてバカ
になれない予感。それでもこの道から外れることはできない。できやしない。

確かに、楽しくなかったら離れればいいんだよ。
ただ、それだけのことなんだよ。でも、そんなに簡単に気持ちを割り切ることができない。
オールド・ファンの憂鬱……ってそんな格好良いものでも無くて。

でも、ここら辺のことをストレートに書けなくて苛々してる人って、実は多いと思う。
7人時代の頃みたいに、昔っからファンだってことを鼻にかけるような人間は、もう殆ど居なく
なった。むしろ、過去の作品や歴史、人物に対するリスペクトを知らない人間が増えてしまった。
そして、事務所にとっては数の方が大事なのだろう。それは、悲しいことだ。





例えばヒット・チャートと言うものが意味を持つのは、土台があってこそのことだと思う。
リスナーがポップスを聴きこみ、土壌が作られて、そこで初めて一つの物差しとなる訳で
あって、僕は最近の曲を絶賛している(類はそれに対して妙に楽天的な)人の耳が信じられない。
これは、単なる好みの差と言うだけの問題じゃなく、明らかにリスナーのレベルが低下
していると言うことだと思う。

「オタク」と言う言葉は昔から定義やそれぞれのイメージが曖昧であったけど、僕は「モーヲタ」
と言う言葉を昔、「それ」とは区別してイメージしていたように思う。僕にとっての「オタク」
のイメージとは、一つの視点しかもたずにそれに偏執的にのめり込み、そこに何の疑問も持たず
に内輪だけで独善的に盛り上がり、他の世界の一切を否定しているような人達のことだ。

そのような視点が娘。と言うフィールドで意味を持ちえたのは、もう随分昔のことだと思う。
オタクの視点を持ってしまいつつ(だってその時の娘。達は本当にヤバい存在だったから!)、
その外側から「ああ、俺ってほんとしょうもねえな…」と自分を笑い飛ばす視点は、あの頃
ファンサイト以外の人間全員が持っていたものだと思う。

多分これはまた、単なる老人の繰り言にしか見えないだろう。それに苛々する。