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26
2001

Run for cover

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最近、スカ、レゲエばっかり聴いている。
なんか、聴いてると慰められる。なんか、すごく大きな力に
慰められているような。ラスタファリズムとか良く知らない
けど、これが、この感覚がもしかしてそうなの?ねえ紗耶香?
全然違う?そう?・・・・・・


いつものように川岸を自転車で飛ばす。
カルロス・マルコムの「Run for cover」を聴きながら。
くさくて汚い川だけど、朝陽に照らされた姿はなぜか美しい。
仕事場のラジオからは「サマーヌード」が毎日流れて、もう
夏なんだなぁ、って思う。走る車の窓に広げはためくTシャツよ。

倉庫内は本当に暑くて、ヘトヘトになって帰る。
朝と同じ川沿いの道を、朝と同じ曲を聴きながら通る。
僕はビールが欲しい。

一瞬気持ちいい風が吹いて、なぜか急に紗耶香のことを思い出す。
あの愛しい笑顔はいつまで経っても変わらない。
あれからもう一年が過ぎ、どこかでは復帰の話が。
半信半疑の僕は、ただ彼女の笑顔を思い出すことしか出来ない。

それは嬉しいことだけど、でも。






紗耶香と僕は、この川で待ち合わせる。

大きなラジカセと、何本かのビールを用意して、
防波堤の上にそれらを並べる。

仲のいい友達も後からやってくる。
僕らはその防波堤に腰掛けて友達を待つ。

ビールの蓋を開けて、川を眺める。

紗耶香と、仕事とか、色々な話をする。
彼女の横顔はとても大人びて見える。
僕は彼女が好きなのだけれど、それが言えない。

やがて友達がやってくる。
月は白く僕らを照らし、僕らは笑う。

音楽が始まり、僕らは踊り出す。

夜風と月は僕らに親密で、誰もがこの時間がずっと続けばいい
と思っている。バカ話と笑い声。スカ。レゲエ。

僕らはでたらめなステップをいつまでも地面に供給し続ける。
踊り続ける僕らの影は、まるで独立した生きもののように見える。
ビールを買い出しに行った僕は、遠くからその影を見る。
僕は少し立ち止まりそれを眺める。



僕はなにかを諦める。

僕はその「なにか」を言葉にしてみようとする。

やがて僕はそれも諦める。

僕は輪の中に戻る。

月と紗耶香を僕は見る。

僕らは踊り続ける。いつまでも、いつまでも踊り続ける。








本日の稼ぎ:7650円+交通費900円
本日の昼飯:のり弁200円
合計の稼ぎ:8350円

バイト終了まで後24日。ハロプロまで後29日。