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16
2003

なっちと良い感じだったんだ

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なっちと良い感じだったんだ。
親密な空気が流れていたんだ。

僕はなっちの名を読んだ。
そしたら、なっちは顔色を変えていった。
「私の事を、なんでそんな風に呼ぶの?」と言った。

僕はその意味を肌で考えた所、それは、僕が悪いことをしたから
なっちが怒っているのだと言う結論に達した。なっちの怒りは
収まらないようだった。親密な空気は幕が引いてしまったかの
ように空へと消えていった。

なにか、どうして、僕は、こんなに、いつ、どこで………。

学習しない人間は、いつまで経っても同じ苦しみから逃れられる事は
無いんだ。そして、僕はなるべくしてこうなったんだ。それが、僕が
望んだものだったのかも知れない。

現実的な温もりを求めながら、妄想の海に入っていってしまう。
加護ちゃんは、恋人に「お互いに悪い部分も見せ合いたいなぁ 」
と言ったらしいが、僕は悪い部分では絶対誰にも負けない自信がある。
いや、ダメな部分か。

でも、今の俺のダメな部分。訳の分からないことに脅えたり、不安に
なったりするのは、加護ちゃんと一緒になれば収まるとは思うんだ。
そして、加護ちゃんも心の底では俺と同じものを抱えているような気がするんだ…。







Music fuh ya'




友人が"Baby,You're my destiny"の素敵なカバーを聴かせてくれたから、
また、タジ・マハールのアルバムを聴き返している。僕の大好きな
"The Four Mills Brothers"で、タジ・マハールは(ミルス・ブラザーズは)、こう歌ってるんだ。



僕はだれも信じないし

だれも僕を信じちゃいけない



なんでこんな希望の無い歌詞に惹かれてしまうんだろう。
タジ・マハールなんかのブルース・フィーリングで歌われると、それは苦しみで
無くて、裏返しの癒しになってしまう。僕は、加護ちゃんの根底に、いつも苦しみ
を見てしまうんだ。そして、それを癒せるのは俺しか居ないと思い込んでしまっている。
こんな迷惑な話はまた加護ちゃんの苦しみになってしまうんだろうな、ごめん。

小西さんは昔、このアルバムのことを「天から降るような妙なる調べ」と言っていた。
スティール・パンの響きと、タジの甘くて優しい「だみ声」。本当に不思議な音楽だ。

加護ちゃんには「いかりや長介」みたいな声って言えば、一番イメージしやすいかな…。
「次行ってみよう」の時の声がもっと深く、厚くなったような声(笑)。

"Baby,You're my destiny"の歌詞を見たら、またとろけそうになってしまった。
そう言えば、ハワイのビーチでは音楽は聴かなかったな。今はまた不安定だけど、
あの時は「俺は加護ちゃんとまたここに来るんだ」って、自然に思った。

安心しきって、昼寝をしてるカップルが一杯居たよ。
俺も、加護ちゃんとここで昼寝をしたいと思った。
あの場所にいると、本当にそんな毎日が永遠に続くような気がしてくるんだよ。
そして、それが自分にとってとても自然なことで、心地の良いことに感じる。

夜はすぐに真っ暗になってしまうから、家でゆっくりしよう。
二人でゆっくり過ごそう。辻ちゃんが上手になったウクレレを聴かせに来たりするんだ。

家は広いから、ゆっくりしていくと良いよ。明日のことは明日になったら考えればいい。


あぁ~いえぃんがっのぅばぁ~~~でぃ…♪
あんどぉのぅばでぃ~ぃぃ~~~けぇふぉぅみぃぃ………♪


加護ちゃんがタジのフィーリングを真似するのを聴きたいな。そして、一緒に歌いたい。
ブルースでありつつ、存在を弛緩させてくれる、天国の音楽を。

そこで、僕らはずっと、居るんだ。
ただ、居るだけ。それ以外に何も必要ないことを知っているからだ。

たまに加護ちゃんは泣いたりするし、僕も泣く。
そんな時はただ、抱きあう。抱きあってお互いを感じる。

加護ちゃんがなぜ泣いているのかも、自分がなぜ泣いているのかも分からない。
それは、存在することの悲しみなのかも知れない。


僕たちの周りには誰も居ない。
そして、僕達は愛し合っている。それが悲しいのかも知れない。