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15
2003

Because We're kids

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ボブ・ドロウの"Beginning to see the light"は本当に素晴らしい。
聴こえるのはライブ会場、ギャラリーのリラックスした笑い声。そして
ビル・ティカスのベースとボブ・ドロウのピアノ、ヴォーカルだけ…。

辛い時、苛々した時、悲しい時、何かにつけてこのアルバムに手が伸びてしまう。
で、最後の"I've got just about everything"が流れる頃には、もう絶対に一緒に
鼻歌を歌ってしまっている。この曲だけは歌わずにいられない。タイトルそのま
まの、嬉しくて、優しい気持ちが鼻歌になってしまったような、そんな歌で。

この歌詞を見ていると、10代の頃の(恥ずかしい)恋を思い出す。
男と女は違うんだろうけど、娘。達もあのような異常な感情の振り幅を体験して
いるのだろうか。それとも、やはりそんなことを体験する暇も無く日々を過ごし
ているのだろうか。

…今のような暴力的な世の中で、こういう音楽を聴いていると本当にほっとする。


□(この間色々消したり書いたりで一時間以上かかってしまった…)


暴力的と言えば。
話が飛ぶけど、ごっちんコンの「まきまき…」ってのは今まで聞いた中で史上最悪
の下品なコールだと思った。ごっちんコン自体はジェントルなヲタが多く、久しぶ
りに嫌な思いをすることもなく、無心にライブを楽しめたと言う感じだったのだけど…。
(ただ、前の席のメロンヲタ達がお目当てのシーン以外ずっと座ってたのは悲しかった)

…しかし、どうも、いつからかライブで余計なことを気にし過ぎるようになってしまった。
いくつもの、許し難い野次。僕は昔から細かいことが気になり出すとどうしようもない体
質で、そういう腐った野次を聞く度ライブが楽しめなくなってしまう。
ましてや、オールスタンディングの会場には、もう、しばらく行く気は起きない…。

一度覚えた行き場の無い殺意は身体の内に溜まっていく。
そして、殺意というものが、自分の好きな女の子に最も必要の無いものだと言うことを
僕は知っている。でも、僕はその子に好きだと言う前に、そいつらを全員ぶち殺して
しまいたい。無意識レベルの中では、僕はもっと、もっとの殺意で一杯なんだと思う。
そして、その殺意は本当はもっと、色んなものに向けられていて…。





殺意と無力感。
娘。と言う存在。

僕はまた色々分からなくなってしまった。
こう書いている間にも嫌なことが起こってしまった。天災が。

りかっちのことを好きになりたい。
でも、もうこんなアル中に近い駄目人間のことは、りかっちはまったく嫌うだろうし、
僕はりかっちのバカをずっと嫌ってきたのだ。僕の愛は、殆ど全てが画像、動画などの
視覚的情報によってもたらされたものであって、それに逆らうことなんて出来るはずが
無いのだけど、彼女のことだけはどうしても素直に好きになることができない。

でも、なにか、今なら素直に好きになれるような気がしてしまった。
そして、それを言葉に出したくなった。





僕はもう、初めて会ったヲタに「誰推しですか?」と聞かれて、答えることができなく
なってしまった。「推し」と言う言葉を普段意識することは無いし、もっと考えれば
「好き」だとか「愛してる」とか、そんな言葉を意識することも無い。

ただ僕は、娘。達の美しさの前に震えているだけなのだ。
触れたいと思ったり、声を聴きたいと思ったり、そういう衝動を言葉に置き換えている
だけで、でも、そして、それなら、その瞬間の衝動が持続するのはどういう訳なんだと
思ったりするのだけど、やっぱり、それは僕の妄想なんだろう。なのかも知れない。

そして、妄想というものはどこから生まれてくるのかと言えば、やはり記憶の中に、
その感覚の中にあると思う。その音楽を、何故好きになるのかが分からないように。
それは、その人の物語と呼ぶべきものなのかも知れない。

そして、こんなことを書いている間にも、チェット・ベイカーのアルバムが見つから
なくて(2時間以上)もう気が狂いそうになっている。部屋中をぶち壊したくなっている。

腹が立ってきて、フェラ・クティを大音量でかけた。
やっぱり僕はりかっちとは一緒になれないだろう。
いや、誰とも。

本当に気が狂いそうだ。
見捨てられる恐怖で一杯だ。

怒りを含んだ音楽を、娘。達は分かってくれるだろうか。
……いや、正確には、その音楽に娘。達の怒りは共鳴するだろうか。

プリミティブな感覚を説明することは出来ない。でも、音楽は、出来る。
僕は、何故、そのような感覚まで娘。と共有しようと思ってしまうのか。
僕は、無意識の領域で、あまりに怒り過ぎてしまったのかも知れない。
「ザ☆ピ~ス」の非現実的な衣装を身に纏った娘。達。に全てを滅ぼして欲しい。



全てが平等だとか思ってる人間を全て殺してしまえ。
美しく、優しく殺してしまえ。奴等はきっと、殺されたことにさえ気づかないんだから。

気が狂ってる奴の方が、狂ってない奴より正しいと思うことはある。