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11
2003

サマージャム'95

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全然外に出てない。
遊びも仕事も全て家の中でじめーっと…。

でも、今日はよっすぃーと日直だぁ。ようやく心の平穏も戻って
きたし、後はハワイまで頑張るだけだぁ……。全員分のコンピ作る
のは無理だから、ハワイコンピを作ろうかな…。亀井は俺のコンピ
を聴いてくれたのかな…。手紙くれなんつって返事はくれないのか
よ…ってくれる訳ないよな(知人がもらったらしく嫉妬)。





よっすぃーの書いた、学級日誌の文字を撫でる。
うたか/吉澤 とそこには書かれている。可愛い文字。

僕は思ったように言葉を発することができない。夢の中で会話をして
いるような…。「うたかってほんとにぼーっとしてばっかだね…」
呆れたようなよっすぃーの科白が、甘い空気の振動が僕の鼓膜に届く
のは多分実際の時間より1秒は遅れているような気がする。「…あ、ごめん」

写真集のセーラー服と、目の前のセーラー服が朦朧とした意識の中で重なる。
汗が額を伝っていく。僕は目を閉じた。

よっすぃーが黒板を消している。衣擦れ、黒板消し、上履きが立てる音の反復。
微かに良い匂いがする。これはよっすぃーの……


よーっすぃー!ひっみーcall me "Yossy" No! ー Don't call me Yossy!


気づくと曲は「ジゴロ7」に移り変わっていた。
「ねえねえ、今よっすぃーって言わなかった??」よっすぃーの言葉がまた遅れて届く。


「これ面白ーーーい!ねえ、これ貸してよ」僕は頷いた。
目を開けると、よっすぃーの横顔が至近距離にあった。

よっすぃーは僕の隣の席に座り、「5thWheel2TheCoach」のジャケットを
眺めていた。…よっすぃーは、帯に「おすまい」と「おなまえ」を書いて
僕に返してくれるだろうか。そうだったら良いなぁ………。

僕はなんとか意識を振り絞ってラジカセに手を伸ばし、
また「サマージャム'95」を再生した。カーテンは閉めてあるのに、やけにまぶしい。
また良い匂いがする。

僕は段々と吸い寄せられる。

重力ではなく、ふわふわとした何かに。
僕の肉体と意識は何の疑いも無く、その殻を離れ、漂う。

僕は吸い寄せられながら、その周りを漂う事しかできない。
でも、その空間には、僕たちの間には、幸せな空気がある。

よっすぃー。