ヲタではない
舞美さんが結婚したと言うことをまず知らなかったし、知った時にも嫉妬などの暗い感情は湧いてこず、
幸せになってくれればいいなぁ…というような気持ちだけだった。
昔だったらこのような曲を流しつつ泥酔しむせび泣いていたに違いない。
舞美さんに限らず、あの子がもう結婚して子供が居るんだ…と驚いたり、ヲタ同窓会のようなものを
したりすると、みんなもうそんな年になったんだな…と時の流れ自体について行けない。
それが嬉しい悲しいという判断自体に時間がかかるというか、自分の人生が綱を渡っているので
そのような余裕がない。だから、若い内に「舞美さん…なんでこんなに好きなのにどうにもならない
んだ…」と泥酔しむせび泣く体験をしていて良かったと思う。
そのような、ある意味では繊細な感覚がなくなって楽になったとは思うけど、今は何も感じなく
なってしまった。自分はただの無職で鬱の中年であり、気力が減退しているのにコロナ以降、
もしアイドル現場を想像するだけで、面倒なレギュレーションを想像するだけでもう駄目だ。
echo showのスライドショーなどを見て自分でもハッとする写真が表示されるのを見て、
しかしそのアイドルの名前を忘れていたりして調べようと思い、でも忘れる。
好きな子達のことは毎日思い出しても、どうしても色褪せていって少しずつ思い出せなくなっていく。
極稀にアイドルの夢を見ることがあり、この間何故か中島が出てきて良い関係になり涙を流すような
場面だったのだが目覚めてしまい全てを忘れてしまった。
最近また10時間以上平気で寝てしまうのでそれだけを希望にしたい。