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08
2002

Please let me wonder

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友達と会う予定も無く、二三日の休みが続いたなら、加護ちゃんはどうするだろうか。
加護ちゃんはきっと、僕のようにibookを抱えて布団の中で一日中ネットに貼り付いているに違いない。

ニュースとワイドショーが始まると、CMの度にチャンネルをザッピングし、暗い話題に耳を傾け、
暗い心を益々暗くし、深夜は深夜で討論番組やサッカー中継等を見続け、その合間に新Mac板の
リロードを繰り返し、大して自分には意味のないフリーウェアを発見し、インストールし、適当
に何度かいじった後、二度と起動しなかったりすることはしばしばで、朝方になるとめざましテ
レビやおはスタ等をザッピングし、娘。達が出ていたらその顔をぼんやり眺めたりし、それが
終わったら、人気のない内に、人には見せられないような酷い格好で駅前のマックへ向かい、
朝マックを注文するのだ。加護ちゃんのお気に入りはソーセージ・エッグマック・マフィンだ。

家へ帰って2chを見ながらそれを食べ終え、コーンポタージュスープを飲み干し、そのコップの
底面に印刷された雑学豆知識を読み、「へえ~」と思い、欠伸をし、その内に眠りにつくのだ。

そして、加護ちゃんは夢を見るのだ。
自分の好きな男の子や、友達についての夢だ。その男の子や友達の、自分に対する暗示的言動や
行動の意味について、加護ちゃんは考えるのだ。寄せては返す、現実と夢の波の狭間で。

だけど、答えは出ない。そして加護ちゃんの、人生の中の一日が終わる。





トイレに起きた加護ちゃんは、もう一日が終わってしまったことに気づく。
だけどそれに後悔したりはしない。もう、そんなのには慣れてしまったから。

加護ちゃんは寝過ぎによる頭痛をやり過ごしながら、携帯電話に脅えるのだ。
誰とも話したくない。誰かと話すのが怖い。

真夜中の家の中で、ひっそりと、ひっそりと、加護ちゃんは行動する。
別に誰かと会っても普通に話すことは出来るけど、出来ることなら誰にも会いたくない。

見たいテレビもやってないし、2ちゃんにも人がいない。お腹も大して減ってはいない。
加護ちゃんは、布団に寝ころんで、大好きなアルバムを再生しながら、大好きな男の子のことを考える。


××君は、この曲を知ってるのかな。この曲のハーモニーについて、どう思うのかな。
こんな時代遅れの曲だけど、××君は気に入ってくれるかな・・・。


加護ちゃんは小さい胸を痛くしながら、ビーチ・ボーイズを聴きながら、ずっとその男の子の
ことについて考え続けるのだ。見たことのないカリフォルニアの青空の下で、その男の子と
一緒にいることを。加護ちゃんは目を閉じて、感じるのだ。
××君とはいつ会えるか、会えるか自体も分からないけど、ビーチ・ボーイズの無条件に幸せな
ハーモニーと、ビートと、メロディーを聴いていると、加護ちゃんにはいつかそれが実現するの
では無いかと思えてくるのだ。勇気は無いけれど、無いなりに加護ちゃんはそのメロディーと、
ハーモニーを信じるのだ。14歳の加護ちゃんには、それが恋というものの全てなのだ。

そうやっている内に時間は過ぎていくけれど、加護ちゃんは無理をして自分を変えていく必要は
無いと思っている。今、彼のことを考えながら音楽を聴いている時に幸せを感じるし、彼のこと
を考えるのが好きだし、何より加護ちゃんは、恋は偶然だと思っている。


加護ちゃんはその一瞬を、瞬間を、意識する訳でも無く待ちながら、休日を過ごす。
そして多分加護ちゃんはきっと、その男の子と出会うのだ。それが、幸せな出会いであることを僕は願う。





・・・ってなんだか、書いてる間に自分のことを書いてるんだか加護ちゃんのことを書いてるんだか
わからなくなってしまった。ダメだもう寝よう・・・・。(メールめちゃくちゃ遅れててすいません