るのちゃんに
夢の世界こそが現実だと言われたら迷わず残ってしまう。
るのちゃんとは2,3回言葉を交わしただけなのに、こんなに偏執的に思い続けるとは思わなかった。
こんな風に心が不安定な時にでも。
想像の中のるのちゃんは絵画みたいだ。
暗闇の中にるのちゃんの白い肌が薄く光っているように見える。
現実世界ではあれだけ良かった視力が衰え始めた。
以前よりマシにはなったのだろうが、気分は晴れず、やる気もない。
急激な温度差があった日は久々に耳鳴りが酷かった。そして血圧も上がった。
不安だからせめてるのちゃんが夢に出てきて欲しい。
そしてそこでずっと幸せに暮らしたい。
書いてることがずっと変わらないな。