Tan Suave
あまりに素晴らしかったので。
鬱に近い状態でるのちゃんという子のことを妄想しているが、りんちゃんの誕生日も
近いし、でもすがりつくみにちあの思い出もやはり薄れてゆき、それより自分の人生
をどうしたらいいのか、こんな歳になってもろくに何もできず、傷つくことだけは
一丁前で、なんとか苦痛なくこの世から消え去ることばかり考えるボンクラの極み。
プライドやアイドルだなんだというものの前に最早助けてくれと言った気持ちが強く、
アイドルと友達と自分しかいない天国などという都合の良いものを想像するが、逃避
に過ぎないので叶うことはない。
夜中に何度も目が覚め、目覚ましタイマーの前にも目が覚め、時刻を脳内で数えながら、
夜中に何度も目が覚め、目覚ましタイマーの前にも目が覚め、時刻を脳内で数えながら、
ゼロになったら苦痛なく死んでしまいたいと思う月曜。金曜だから良いけど月曜の存在
はなくならないから恐怖に脅えることには変わりない。
そもそもこのような考えの人間が無駄に歳を重ね、誰か素敵な女性が居たとして関係を
築くなどということは全く無理な芸当に思える。でもこんなこと考えられるのはまだマシ
な方で、食欲も性欲もなくなったしまった時が最もまずい。今はそうじゃないけど、いつ
そうなるか分からない。その時は病院に行ったけど、結局睡眠薬をもらっただけだった。
たまに見る幸せな夢から抜け出したくない。
しかしなんて素敵な曲なんだ。ポルトガルのアーティストなんて知らないし、10日程前の
しかしなんて素敵な曲なんだ。ポルトガルのアーティストなんて知らないし、10日程前の
リリースを気に入るなんてことない。
現場なんてもうないけど、現場に行かずにるのちゃんのことを妄想している。
るのちゃんはとても優しいが、本当のるのちゃんはそれとは違う優しさかも知れない。
るのちゃんはとても優しいが、本当のるのちゃんはそれとは違う優しさかも知れない。
会えないと
□
目覚めてノートを開けたらこのようなことが書かれていた。