Animal crackers in my soup
久しぶりにまともに寝たような気がする。
夢も見た。娘。も出てきた。ちょこLOVEホットパンツ姿の圭ちゃんだった。
圭ちゃんはクラブのえんじ色のソファに座って、片方の膝を抱えていた。
言葉は交わさなかった。視線も交わさなかったけど、僕は、僕等がずっと
前からの友達であることを知っていた。僕は向かいのテーブルから圭ちゃん
を見下ろすようなかたちで酒を飲んでいた。どういう音楽が流れていたのか
は忘れてしまったが、なにかひどく甘く、優しい気持ちになったのを憶えている。
僕は眠りから覚めると、フランク・カニモンド・トリオとリン・マリノの
アルバム・ジャケットを手に取った。僕は以前、クアトロWAVEでこの素敵
なヴォーカル・アルバムを手に入れたのだが、針飛びがひどく、結局返品
してしまったのだった。数年後、池袋のパルコで僕はCD化されたリン・マリノ
に再会した。僕はそれから間もなくモーヲタになり、圭ちゃんや紗耶香の
ことを考えながら、このアルバムを繰り返し聴き続けた。
その頃僕には娘。のことを語り合える友達もなく、ただひたすら自分の中の
娘。を育て続けていた。あの頃、夜中に再生したアルバム。ジョアン・ジル
ベルト「三月の水」、レイ・ブライアント「レイ・ブライアント・トリオ」、
ハンク・ジョーンズ「サテン・ドール」、ゲイリー・マクファーランド
「ソフト・サンバ」・・・・。
僕はリン・マリノの歌声を聴きながら、あの頃の、自由で孤独な空気を思い出した。
□
ケメ子登場から再び圭ちゃんに萌えていたけど、さいたまの「チュッ!」で完全にヤラれた。
僕の場合、圭ちゃんに萌える感覚って独特で、なにか心臓がドキドキしてくる。
・・圭ちゃんはやっぱり可愛いんだ!圭ちゃんと一緒にビール飲みたい。
The Frank cunimondo trio "Introducing Lynn marino"
□