℃-uteANNEX終了

最後のサッキーの夜の回だけ入れなかった。
でも、自枠で外れて諦めていた舞美さんを二回見られたし、本当に幸せだった。というか
ほぼ全部見られるなんて幸運という他ない。普段遅番ばかりの仕事だから、眠くて眠くて
ANNEXモードに切り替えるのが大変だったけど…。
まいまいがあんなに歌えるようになっていたのは衝撃だった。
あまり好きな歌い方ではないけど、でも、ほとんど音外さずに、ビビらずに、「都会っ子」
まで歌ってしまう度胸。もちろん緊張してはいたけど、一人だけものすごく突き抜けてい
た気がする。トークも自分だけの世界を作り出していて、予定調和的な展開が一切無い。
逆に、今一番ハジけてるサッキーがなぜあんなにも緊張してしまうのか意外だった。
昼間、家を出る前にジミーさんがtwitterで「古参発言したいわけじゃないけど、ガキさん
とサッキーこそ加入時から何ら変わってないと言うことだけは言い続けたい」と言って
いて、僕は「いやサッキーは結構変わってますよ」と言おうとしたのだが、今日のサッキー
を見ると、彼女の本当の、心の奥にあるものは全然変わっていないんだなぁと思った。
とても怖がりで、臆病で、でも、自分を表現したい気持ちが抑えられない。
ずっと大好きな娘。の「いいことある記念の瞬間」を歌ってみたけど、いつもの自分の
イメージみたいに歌えない。思ったように声が出ない。こんなはずじゃないのに…最前列
でじっと見ていると、サッキーはそんな風に苛立っているように見えた。
世界一可愛い女の子の自己嫌悪。
僕は本気でそう思う。サッキーより可愛い女の子なんていない。
でも、不思議なことに、僕は舞美さんに感じるような激しい情愛をサッキーに持たない。
可愛くて可愛くて、本当に発狂しそうなくらい可愛いのだけど、その感情はどこに向かう
こともない。正確に言うと、その感情をどの方向に向けたら良いのか分からない。
彼女はフランス・ギャルの"Les Yeux Bleus"みたいにミステリアスで、これ以上なく
魅力的で、そして何よりも迷宮的だと思う。サッキーに対する感情を整理することは
本当に難しい。
僕は今日も"Les Yeux Bleus"をリピートし続ける。