鳴らない電話と被害妄想
昔から大抵そうなんだけど、僕には普段、ほとんど電話もメールもこない。
なぜなのかよく分からないが、自分から送らないからなのだろうか?
友人と友人のやり取りを見かけたりすると、不思議に思う。
はて、俺はこんなやり取りをしたことはないぞ、と。メールが来た場合は返事はきちんと返して
いるし、やはり自分から送らないのがいけないのだろうか…?たまに電話が苦手だと話して
いるからだろうか?でもそんな嫌いだ嫌いだ言っている訳ではないし。
■
被害妄想が高まっている時期にこういう経験をすると、自分が嫌われているからだとしか思え
なくなり、こういうことを書くとますます嫌われるだろうと思うが、だが吐き出さずにはいられず、
死にたくなる。
最近、自分は軽いノイローゼなのだろうかと時々思う。
鏡で自分の顔を見ると酷い顔をしている。顔色が悪く、目つきが暗く、どこか汚れている。
ニュースで一瞬だけ映る無職の犯罪者の顔だ。どうして俺はこんな風になってしまったんだろう。
■
最近はキッズとの妄想もあまり湧いてこない。
あまりに握手しすぎて、次の握手で何を言おうかとか、そういうことしか考えられない。
だから、あまり接触しすぎるのは良くないことなのかも知れない…と最近思い始めたものの、
行かずにはいられない。行かずにはいられないのは、イベントに外れまくっている怨念や、
他人の幸せそうなレポートを読んだ時の嫉妬や悔しさ。そういうネガティブな衝動からのもの
が大きいような気がする。行けばイベントはいつも楽しいんだけど。
では寂しい時に何を考えているのかというと、呆れたことに、まだ昔の恋人のことを考えている。
いつまでもいつまでもいつまでもいつまでもいつまでも昔のことが忘れられず、必ずどこかに
彼女の影を見ている。もう7年も前のことなのに、匂いや感触や、並んで歩いた時の肩の高さ
までがありありと思い出せる。
あの頃の友達とは何年も会っていない。何をしているのかも知らない。
ふと独り言が口を突いて出る。彼女を呼ぶ言葉だ。「もしもし」とか「ねえ」とか、そんな言葉。
僕の声に反応する彼女の記憶が一瞬だけプレイバックし、フェードアウトする。彼女は楽しそ
うに何かを話しているが、何を話しているのか僕には分からない。そしてまた僕は現実に戻る。
なんでだろう、僕はみんなが楽しんでいることに興味が持てないんだ。
そして僕が楽しんでいることにはみんなはあまり興味がないみたいなんだ。
SNSというものがあって、そこでは同じ趣味や感覚を持った人達が集まって、楽しくコミュニケ
ーションしているんだ。でも僕はそういうのにはうまく入っていくことができなかったみたいだ。
僕も必死に色々書いてはみたけど、書けば書くほど自分が不自然な存在に思えてきて、
そこから消えるべきなんじゃないかと思うようになった。人間関係がちょっと可視化されるだけ
でこんなに落ち込んだり悩んだりすることになるとは思わなかった。落ち込みながらも色々と
折り合いをつけてうまくやっていくつもりだったけど、いつからか段々とうまくいかなくなった。
僕はすっかり一人になってしまったよ。
昔から時折感じていた疎外感が徐々に大きくなって、もう耐えられないレベルにまで来てる
んだ。ネットから離れれば何か少し解決するような気もするけど、そんなの無理なことはよく
分かっている。
何も期待しないことが一番のいい方法なのかも知れないと思ったりもする。
全ては正常なんだ。僕が求めている世界が間違っているんだ。
寂しい、と心の中で何万回も呟いて、いつか死ぬんだ。
その時僕は誰のことを考えるんだろう。
なぜなのかよく分からないが、自分から送らないからなのだろうか?
友人と友人のやり取りを見かけたりすると、不思議に思う。
はて、俺はこんなやり取りをしたことはないぞ、と。メールが来た場合は返事はきちんと返して
いるし、やはり自分から送らないのがいけないのだろうか…?たまに電話が苦手だと話して
いるからだろうか?でもそんな嫌いだ嫌いだ言っている訳ではないし。
■
被害妄想が高まっている時期にこういう経験をすると、自分が嫌われているからだとしか思え
なくなり、こういうことを書くとますます嫌われるだろうと思うが、だが吐き出さずにはいられず、
死にたくなる。
最近、自分は軽いノイローゼなのだろうかと時々思う。
鏡で自分の顔を見ると酷い顔をしている。顔色が悪く、目つきが暗く、どこか汚れている。
ニュースで一瞬だけ映る無職の犯罪者の顔だ。どうして俺はこんな風になってしまったんだろう。
■
最近はキッズとの妄想もあまり湧いてこない。
あまりに握手しすぎて、次の握手で何を言おうかとか、そういうことしか考えられない。
だから、あまり接触しすぎるのは良くないことなのかも知れない…と最近思い始めたものの、
行かずにはいられない。行かずにはいられないのは、イベントに外れまくっている怨念や、
他人の幸せそうなレポートを読んだ時の嫉妬や悔しさ。そういうネガティブな衝動からのもの
が大きいような気がする。行けばイベントはいつも楽しいんだけど。
では寂しい時に何を考えているのかというと、呆れたことに、まだ昔の恋人のことを考えている。
いつまでもいつまでもいつまでもいつまでもいつまでも昔のことが忘れられず、必ずどこかに
彼女の影を見ている。もう7年も前のことなのに、匂いや感触や、並んで歩いた時の肩の高さ
までがありありと思い出せる。
あの頃の友達とは何年も会っていない。何をしているのかも知らない。
ふと独り言が口を突いて出る。彼女を呼ぶ言葉だ。「もしもし」とか「ねえ」とか、そんな言葉。
僕の声に反応する彼女の記憶が一瞬だけプレイバックし、フェードアウトする。彼女は楽しそ
うに何かを話しているが、何を話しているのか僕には分からない。そしてまた僕は現実に戻る。
なんでだろう、僕はみんなが楽しんでいることに興味が持てないんだ。
そして僕が楽しんでいることにはみんなはあまり興味がないみたいなんだ。
SNSというものがあって、そこでは同じ趣味や感覚を持った人達が集まって、楽しくコミュニケ
ーションしているんだ。でも僕はそういうのにはうまく入っていくことができなかったみたいだ。
僕も必死に色々書いてはみたけど、書けば書くほど自分が不自然な存在に思えてきて、
そこから消えるべきなんじゃないかと思うようになった。人間関係がちょっと可視化されるだけ
でこんなに落ち込んだり悩んだりすることになるとは思わなかった。落ち込みながらも色々と
折り合いをつけてうまくやっていくつもりだったけど、いつからか段々とうまくいかなくなった。
僕はすっかり一人になってしまったよ。
昔から時折感じていた疎外感が徐々に大きくなって、もう耐えられないレベルにまで来てる
んだ。ネットから離れれば何か少し解決するような気もするけど、そんなの無理なことはよく
分かっている。
何も期待しないことが一番のいい方法なのかも知れないと思ったりもする。
全ては正常なんだ。僕が求めている世界が間違っているんだ。
寂しい、と心の中で何万回も呟いて、いつか死ぬんだ。
その時僕は誰のことを考えるんだろう。
タグ : 鬱