覗き魔の恋
ゲキハロ。
そのしなやかな身体をくの字にして号泣した舞美さん。
その光景を見た僕の脳は爆発し、気づいたら僕は何年かぶりにPPPHをしていたんだよ
舞美さん。まーいみ、まーいみ、と絶叫しながら、色々なことを思い出したよ。僕は
舞美さんにはいつも「さん」をつけて呼んでいるけど、感情が抑えきれない時には
「まいみ」って呼び捨てにしてしまう。酔っぱらって泣きながら「舞美舞美」叫んで
町を歩いたことも何回かあった。
握手会の時も、好き過ぎて、いつも何も言えなくて、見つめ合うだけでつらくなる。
でも僕は反応厨でもあって、いつも客席から手を振って無視されて、そういうことで
もつらくなる。でも、そういうつらいことこそが恋愛なのかも知れないと思う。
僕達の極めて限定された関係においては。
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「あんた達、最低!」と舞美さんが舞台で叫ぶ時、まるで自分に言われているみたい
で悲しくなった。愚かな僕の欲情を舞美さんは許してくれないだろう。黒い浴衣の下
が見たいと思っていた僕を許してくれないだろう。
双眼鏡越しの、覗き魔の恋。
テーマ : ハロー!プロジェクト ジャンル : アイドル・芸能