最後の場所で
不条理や理不尽に叩きのめされ疲れ果てた時、神経がぎりぎりまで
追い詰められた時、こうやって君たちの姿を見ているととても心が
安らぐ。そしていつしか泣き出したくなる。ここに映っている君た
ちよりも、僕はずっと子供だ。
僕は本当にいつ狂ってしまうかわからない。
それでもなんとかバランスを保とうとしているよ。あの時の自分だ
ったらどうするか、どうすればもっと正しいのか、考えているよ。
いつか、あの時みたいにまたみんなで、笑顔で会いたい。
その時まで、あの日感じたイメージを、ずっと大切に持ち続けていきたい。
どんなに僕が変わっても、それだけは変わらないよ。