人間発電所
毎日、ただ眠いだけの日々。
老いていく感覚。失われていく感覚。空虚な気持ち。
このままただ死んでいくのかも知れないというような絶望と恐怖を
遠くガラス越しに眺めているような気持ち。それでも昔みたいに人
間らしくありたいと思う気持ちだけが僕をなんとか支えていて、例
えばそれは娘。やキッズやBerryzや友達に関することだ。
あの時自分がそうしたことや、そう思ったことや。そこから何かを
取り戻していくしかない。空虚である自分を必要以上に恐れる必要
はない。ゆっくりと、良いと思える方向へ向かって行けば良い。
そこにしみハムがいることを想像するのは、結構大事なことだ。
現実にそこにしみハムが居ないからこそ、彼女のことを想像しよう
とする。僕の考える、美しい彼女のことを想像する。現実には会え
ないかも知れない。でも、想像することは彼女に近づくことだ。
美しさに近づくことだ。