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01
2005

水着を入れる水色の袋

CATEGORY桃子
頻尿のせいで何回も起きる。浅い睡眠(ユリナール飲もうかしら…(泣))。
そんな中でも絶対に起きない時間というのがあって、それはちょうど銀行や郵便局やらが
終わる時間まで続いたりする。しかし僕は今日、どうしても起きなければならなかった。
なぜなら、℃-uteイベント申し込みのために往復はがきを買わなくてはならなかったからだ。





寝起きの酷いかっこうのまま外に出る。

銀行で残高を確認し、金をおろし、通帳記入し、そして郵便局へ行って往復はがきを買うの
よ。そしてそのまま通りを真っ直ぐ行くとダイソーがあるから100円ウコンを買ってくるの。
隣に薬局もあるから、そこでヘパリーゼも買ってくるの。わかった?

…と、僕はしみハムからのお使い指令を妄想し、反復する。





通帳記入で、ようやくPowerbook G4 12Inch "Maasa"のローンが終了したことを知る。
諸々で24万………だったっけ。茉麻の誕生日前に終わるのはなんかちょっとシンクロニシテ
ィーな気が。って最初から決まってることなんだけど……。





郵便局を出る。
ヘッドフォンから聞こえてくるのはこの間の葉山のために作った夏コンピ。
クリス・レインボウやハイ・ラマズ…。16時の太陽はまだまだ輝いていて、その光とビーチ
サンダルのぺたぺたした感触は、僕に夏のプール教室通いを思い起こさせた。水着を入れる
水色の巾着袋のことを。マジックがにじんだ僕の名前を。


桃子があの袋を肩からさげて、ぺたんぺたんと歩いている姿を想像する。
なぜか僕はそれだけで泣きそうになってしまう。僕が中学生に戻って「嗣永」と呼んだら、
桃子はどんな顔で振り向くんだろうか………。





僕は日常誰とも会わないし、女の子となんか会話する方が珍しいという環境にいて、なんだ
か色々なものがぼやけて来てしまっている。女の子と言えばもうキッズのことしか頭に浮か
んで来ないし、でもたまに街に出たり、考えたりすれば、それがいかに夢の中の出来事でし
かないかということを思い知らされる。

僕は想像するのが好きなのかも知れない。
美しいと思った女の子のことを想像することが。それが現実に報われないものだったとして
も。いや、それが現実に報われないものだと知りつつ、日々誤魔化していても。


でもなんだかそれでも僕には信じたいものがあって、それが焼けた道をぺたんぺたん、と
歩いている桃子なのかも知れないと思う。






桃子が愛しい。
僕は今日もビジュアルブックを抱えながら混乱するしかないのだ。幸せな混乱の中に。

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