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26
2005

EH! MUNDO BOM TAI

CATEGORYオカール
御茶ノ水駅から昌平橋への坂を自転車で滑り降りる。
僕の日常には珍しいスピード。オカールを背中に想像する。笑い声を。いい天気。





そのあと秋葉で買い物。
オカール。最近手首が痛いから、新しいマウスと低反発マウスパッドを買うんだ。

予測された貧乏性発動。
3000円…いや5000円……そこまで出すなら7000円…いやマウスごときに7000円
など…。結局迷いすぎて憔悴し、もうなんでもいいやとロジクールマウスを持って
レジへ。ポイントカードの移行が済んでいなかったらしく、かなり長い間待たされる。

適当にウォークマンに突っ込んだCDRからは無邪気に選曲された昔のハロプロ曲。
全てを飛ばし、辿り着いたハイ・ラマズをリピートする。本当に悲しい行為だ。

目の前にはスピーカー売り場があり、僕はそこに懐かしい横顔と佇まいを見つけた。
髪型、体型、服装そのまま。何よりもあのセカンドバッグはNさんに違いない。
カードの手続きをする店員を脇に、Nさんが売り場から離れないか監視。僕はあの
懐かしい肉体労働の日々を思い出した。Nさんは今でもあの頃の仲間と会っている
のだろうか…。

手続きが終わり、声をかける。二度かける。「…違う」「あ、すみませんでした」





なんだかやたらと凹んでしまい、それは自分が人の見分けが付かないほどぼけて
しまったのかというショックか、もう一つはその迷惑そうな彼の表情へのショッ
クか、と考えている内に、ふともう一つの疑念が生じた。

彼は本当にNさんだったのではないか。
その可能性と迷惑そうな表情が重なった時、僕はまた一人勝手に激しく落ち込む
のだった。そんなくだらない話題を電話するような友達は僕には居ない。僕は心
の中でオカールにそれを説明しようと試みた。そして、10分もするともう泣きそ
うになった。なぜだかはいつものように分からない。

スピードを上げて、家へ急いだ。
人混みの中にいるのがやたらと不安だった。





帰って仕事をし、終え、酒を飲む。
今日もやたらと疲れている。

酒を飲みながら、プラチナBBのキッズ楽屋で、誰彼かまわず手を引いて一緒に写真
を撮ろうとするオカールを思い出している。そして、同時に子供の頃、僕の手を
強引に引っ張った女の子のことを思い出している。

ジョニー・アルフの"ELE E"だけが静かに響いている。

世界は僕を疎外している。
それを妄想だと考えるのも面倒くさくて、僕はオカールと会いたいとだけ思っている。

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