素晴らしかったBerryzとの握手
キチガイも、ヲタ芸も少なかった。空は晴れていた。
ちなことしみハムと桃子が、自主的に待ち疲れた観客を盛り上げた。
あれだけ嫌いだったスッペシャルに陥落した。僕はこの曲が好きになった。
「やってくれたら最高だね」と友人達と話していた「ピリリ」をやってくれた。
桃子がウザさ全開だった。ジミーさんと同じく、そのウザさが高まれば高まる
ほど抱きしめたくなる。愛しくなる。自分と、自分の友達グループが訳の分か
らない理由によって3000人以上のオヤジと握手しなければいけないことにな
った時。ある友達が自分なりの個性をマキシマムに発揮し、グループを鼓舞し
ようとする。守ろうとする。イベントの度、本当にこのグループには桃子が
いなくちゃ駄目だと思う。強く思う。
ゼティママン(改ピッコロマン、或いはムラサキTシャツ)の愛情ゼロの司会で
さえ、Berryzはあれだけの頑張りを見せたのだ。先にも書いた、ちなこと桃子
としみハムの観客への鼓舞は、今考えると泣きそうになる。ちなこが手を振り、
会場全員が手を振った。それだけの行為の中に、とても大切なものがあったよう
な気がする。こんな酷い状況の中で彼女達は希望を持っていたし、それに僕らは
惹かれるんだと思う。少なくとも、僕の希望は音楽と彼女達以外に有りはしない。
多分そんな人の内の一人、いや筆頭の一人がありまさんで、彼の何を求めるでも
ない、聖的に無意味なスッペシャルダンス完コピ無限ループは、あい6さん、あ
れっくすさん始め、僕らの心に熱く響いたのだった。握手直前まで踊り続ける彼
は係員にとっては最大の要注意人物であるはずだったが、握手が始まるとなぜか
その動作は驚くほど紳士的な静かさで、しかし、握手が終わると彼はまたその聖
的無意味なダンスを繰り広げるのだった。彼は今日のイベントの裏MVPだろう(
近くにいた観客の無視っぷりも含め、あんな光景はほんとなかなか見れないよ!)。
□
あの8人を好きにならずにいられるものか。
友理ちゃんの希望を信じずにいられるものか。ちなこの元気を。梨沙子の百裂拳を。
雅ちゃんの全て焼き殺す視線を。しみハムと雅ちゃんとの友情を。舞波の不器用を。
茉麻の緊張を。弛緩を。桃子へ決して伝わらない、屈折した、しかしストレートな
愛情を。
Berryzのことがまた好きになった。また大好きになった。
ちなことしみハムと桃子が、自主的に待ち疲れた観客を盛り上げた。
あれだけ嫌いだったスッペシャルに陥落した。僕はこの曲が好きになった。
「やってくれたら最高だね」と友人達と話していた「ピリリ」をやってくれた。
桃子がウザさ全開だった。ジミーさんと同じく、そのウザさが高まれば高まる
ほど抱きしめたくなる。愛しくなる。自分と、自分の友達グループが訳の分か
らない理由によって3000人以上のオヤジと握手しなければいけないことにな
った時。ある友達が自分なりの個性をマキシマムに発揮し、グループを鼓舞し
ようとする。守ろうとする。イベントの度、本当にこのグループには桃子が
いなくちゃ駄目だと思う。強く思う。
ゼティママン(改ピッコロマン、或いはムラサキTシャツ)の愛情ゼロの司会で
さえ、Berryzはあれだけの頑張りを見せたのだ。先にも書いた、ちなこと桃子
としみハムの観客への鼓舞は、今考えると泣きそうになる。ちなこが手を振り、
会場全員が手を振った。それだけの行為の中に、とても大切なものがあったよう
な気がする。こんな酷い状況の中で彼女達は希望を持っていたし、それに僕らは
惹かれるんだと思う。少なくとも、僕の希望は音楽と彼女達以外に有りはしない。
多分そんな人の内の一人、いや筆頭の一人がありまさんで、彼の何を求めるでも
ない、聖的に無意味なスッペシャルダンス完コピ無限ループは、あい6さん、あ
れっくすさん始め、僕らの心に熱く響いたのだった。握手直前まで踊り続ける彼
は係員にとっては最大の要注意人物であるはずだったが、握手が始まるとなぜか
その動作は驚くほど紳士的な静かさで、しかし、握手が終わると彼はまたその聖
的無意味なダンスを繰り広げるのだった。彼は今日のイベントの裏MVPだろう(
近くにいた観客の無視っぷりも含め、あんな光景はほんとなかなか見れないよ!)。
□
あの8人を好きにならずにいられるものか。
友理ちゃんの希望を信じずにいられるものか。ちなこの元気を。梨沙子の百裂拳を。
雅ちゃんの全て焼き殺す視線を。しみハムと雅ちゃんとの友情を。舞波の不器用を。
茉麻の緊張を。弛緩を。桃子へ決して伝わらない、屈折した、しかしストレートな
愛情を。
Berryzのことがまた好きになった。また大好きになった。