茉麻が出て行った後
茉麻が出て行った後の僕は、サブで使っていたiBook G3 600MHzの"Hitomi"をモニタに
ミラーリングでつなげて使っている。萌え動画を見ながら音楽を聴いて、チャットしなが
らメールもチェックして、ダウンローダで画像を落としながら日記を書くなどということ
は当然できない。もうブラウザとiTunes、テキストエディタ起ち上げるだけで限界。
しょうがないから今日は萌え写真アルバムをめくりながら酒を飲んでいるけど、たまには
こういうのもいいのかな…。年収の10%をつぎ込んだ写真たちを……。ああ、1年間でみ
んなこんな成長しちゃって……。みんな今、卒業式の練習とかしてるみたいだけど、俺だ
ったら練習の間中しみハム見てるだろうな…。違うクラスで声もかけられなかったくせに。
雅ちゃんの隣の男子など、卒業が近づいて気が狂ったりしているんじゃないだろうか……。
□
今日の夢を見て感じたんだけど、もう僕は誰が相手でもいいような気がしてきた(泣)。
恋人という存在の全てが曖昧なかたまりとして何度もかたちを変えていく夢。僕はきっと、
ただの空虚な寂しい男なのだろう。その時々の感情でどうにでもなってしまうような…。
絶対的な体温を求める瞬間にキッズのことを考えると、僕はぐらつく。
動物のように鳴くような、呻きでしかその感情を表に出すことができない。そして、呻く度
に僕はその体温から遠ざかっていく。誰からも遠ざかっていく。コンプレックスと同じ位の
自尊心の両方に囲まれる内、もうどうでもよくなって、僕は睡眠を選択する。
□
現状から少しでも幸福に近づくために、色々な場所に線を引いたり、消したりする。
過剰に期待することを抑えたり、世の中はそういうものなんだと自分を納得させたり、でも
それでもモグラ叩きみたいに出てくる「好きだ好きだ好きだ好きだ結婚したい!!!」と
言う鼻息を抑えたり、完全に解放したり。
自分のそれまでの全ての文脈を破壊し、恋へ誘う「ピリリ」や「ファイポー」の空間を僕は
待つ。表の空間を飲み込んだ「パッション」に完全な幸せを、そしてどうしようもない喪失
感を「恋してる時はいつも…」に感じながら、じっと待つ。
□
一昨日の「起立!礼!着席!」で我を通す、頼もしいちなこ。
ミラーリングでつなげて使っている。萌え動画を見ながら音楽を聴いて、チャットしなが
らメールもチェックして、ダウンローダで画像を落としながら日記を書くなどということ
は当然できない。もうブラウザとiTunes、テキストエディタ起ち上げるだけで限界。
しょうがないから今日は萌え写真アルバムをめくりながら酒を飲んでいるけど、たまには
こういうのもいいのかな…。年収の10%をつぎ込んだ写真たちを……。ああ、1年間でみ
んなこんな成長しちゃって……。みんな今、卒業式の練習とかしてるみたいだけど、俺だ
ったら練習の間中しみハム見てるだろうな…。違うクラスで声もかけられなかったくせに。
雅ちゃんの隣の男子など、卒業が近づいて気が狂ったりしているんじゃないだろうか……。
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今日の夢を見て感じたんだけど、もう僕は誰が相手でもいいような気がしてきた(泣)。
恋人という存在の全てが曖昧なかたまりとして何度もかたちを変えていく夢。僕はきっと、
ただの空虚な寂しい男なのだろう。その時々の感情でどうにでもなってしまうような…。
絶対的な体温を求める瞬間にキッズのことを考えると、僕はぐらつく。
動物のように鳴くような、呻きでしかその感情を表に出すことができない。そして、呻く度
に僕はその体温から遠ざかっていく。誰からも遠ざかっていく。コンプレックスと同じ位の
自尊心の両方に囲まれる内、もうどうでもよくなって、僕は睡眠を選択する。
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現状から少しでも幸福に近づくために、色々な場所に線を引いたり、消したりする。
過剰に期待することを抑えたり、世の中はそういうものなんだと自分を納得させたり、でも
それでもモグラ叩きみたいに出てくる「好きだ好きだ好きだ好きだ結婚したい!!!」と
言う鼻息を抑えたり、完全に解放したり。
自分のそれまでの全ての文脈を破壊し、恋へ誘う「ピリリ」や「ファイポー」の空間を僕は
待つ。表の空間を飲み込んだ「パッション」に完全な幸せを、そしてどうしようもない喪失
感を「恋してる時はいつも…」に感じながら、じっと待つ。
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一昨日の「起立!礼!着席!」で我を通す、頼もしいちなこ。