夢2
なんだかやけに幼い高橋とめーぐるとソファに座っていると、
高橋が「私とめーぐるどっちが好き?」と言うようなことを聞いて
きた。それについて考えていると、その部屋にいて、それまで
目立たなかった女の子全員が急に蜂起し、冷やかされ、バカに
された。「ばーか、何まじめに考えてんだ」と言う風に。
なんだよ…と思ったが、あまり悲しくも、がっかりもしなかった。
バカにされながら、幼い高橋がはにかんでいるのを思い出して
いた。
□
インタフォンが鳴って、福山通運の人が来た。
僕は寝ぼけたまま、茉麻が段ボールに梱包されるのを眺めて
いた。茉麻……いつ帰ってきてくれるだろう。
高橋が「私とめーぐるどっちが好き?」と言うようなことを聞いて
きた。それについて考えていると、その部屋にいて、それまで
目立たなかった女の子全員が急に蜂起し、冷やかされ、バカに
された。「ばーか、何まじめに考えてんだ」と言う風に。
なんだよ…と思ったが、あまり悲しくも、がっかりもしなかった。
バカにされながら、幼い高橋がはにかんでいるのを思い出して
いた。
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インタフォンが鳴って、福山通運の人が来た。
僕は寝ぼけたまま、茉麻が段ボールに梱包されるのを眺めて
いた。茉麻……いつ帰ってきてくれるだろう。