連夜の症状
このまま声を上げて泣いて、抱きつけでもしたら楽になるだろうに。
でも、そんな人はいない。心に大きな穴が開いてしまったような気がする。
食欲や性欲への逃げ道も段々効力が薄れてきて、僕は本当に怖くなり出した。
内臓が張っているような気がするし、酒にも逃げられない。キッズ達のことさえ
考えなくなるような「空白の時間」にこのような寂しさや恐怖がやってくると、
もう身動きは取れない。ただ、時間が戻ればいいとか、そんな役に立たない
空想に逃避すること位しかできない。そうしている間にも時間は過ぎていき、
その時間の経過が何よりも一番恐ろしい。
大丈夫になったら追いかけるから、止まって。
朝が来てしまうのが怖いんだ。雅ちゃん、雅ちゃん…。
雅ちゃんが隣にいることを想像すると、ほんの少しだけ落ち着く。
でも、雅ちゃんは「本当には」隣には居ない。そのことを考えるとまた寂しくなる。
この寂しさも、すがりつくものが消える瞬間の恐怖も、つらいことに代わりはない。
いつまでこんなことを続ければ気が済むんだろう…。
いや、続けるとか続けないとかそういう問題じゃなくて、そういうもんなんだ、と
キリをつけて寝る。僕の布団の中に居る雅ちゃんを想像しながら。
でも、そんな人はいない。心に大きな穴が開いてしまったような気がする。
食欲や性欲への逃げ道も段々効力が薄れてきて、僕は本当に怖くなり出した。
内臓が張っているような気がするし、酒にも逃げられない。キッズ達のことさえ
考えなくなるような「空白の時間」にこのような寂しさや恐怖がやってくると、
もう身動きは取れない。ただ、時間が戻ればいいとか、そんな役に立たない
空想に逃避すること位しかできない。そうしている間にも時間は過ぎていき、
その時間の経過が何よりも一番恐ろしい。
大丈夫になったら追いかけるから、止まって。
朝が来てしまうのが怖いんだ。雅ちゃん、雅ちゃん…。
雅ちゃんが隣にいることを想像すると、ほんの少しだけ落ち着く。
でも、雅ちゃんは「本当には」隣には居ない。そのことを考えるとまた寂しくなる。
この寂しさも、すがりつくものが消える瞬間の恐怖も、つらいことに代わりはない。
いつまでこんなことを続ければ気が済むんだろう…。
いや、続けるとか続けないとかそういう問題じゃなくて、そういうもんなんだ、と
キリをつけて寝る。僕の布団の中に居る雅ちゃんを想像しながら。