桃子ファンの人怒らないで(泣)

斉藤さん「はーい、みんなー今日は楽しいいす取りゲームですよー」
キッズみんな「ワーワー、ワーワー」
和やかな正月。
まさかこの後、血で血を洗う惨劇が繰り広げられるとは誰が想像しただろうか…。

ああーっ、いきなり宿命のライバル、オカールと桃子がバッティングしちゃった!
いきなりのガチだぞこりゃあ!!!「まあ大変!!!」と舞美さん。「これは拳で
決着をつけるしかないね…」と友理ちゃん。男っぽいネ!
友理ちゃんの言葉に頷き、提案を受け入れるオカールと桃子。
神妙な表情で向かい合う二人。勝負は一瞬だ、目を離すな!

オカール「ふおおぉぉぉぉぉどっちが負けても恨みっこ無しだよ!!
北斗有情破顔拳ーーーーッッッッッッ!!!!!」
桃子「ふん、しゃらくさいわ岡井千聖!!!暗琉天破ーーーーッッッッッ!!!!」
オカール「のわーーーーーッッッッッ!!!!!」
空間さえ歪める桃子の魔拳。
辺りは閃光と地響きに包まれた。
目を開けたみんなが見たのは、崩れ落ちたオカールの姿…。
「オカールーーーーーッッッッ!!!!」

初めて桃子に完全に敗れ去り、号泣するオカール。
「うおおおーーーッッッわしゃ明日からどうして生きていきゃいいんじゃーーッッ!!」
敗北を知るのも人生だ。君はまだ4年生じゃないか、オカール。

最大のライバル、オカールを抹殺した桃子は水を得た魚のよう。
次々とメンバーを汚い手で敗北に陥れていく。
舞美さん「キャーーーーッッッッ!!!!」
互角だったにも関わらず、強引にケツで舞美さんを押し出す桃子。
おい、いくらなんでもこりゃエグすぎるぜぇ!!

直後「ほんっと、いす取りゲームって楽しいですねぇッ(キャピキャピッッ)」とうそぶく桃子。
そんなウソにお茶の間が騙されている間にもどんどんメンバーはやられていく…。
誰か、誰かこの暴走機関車を止めてくださらぬか……!!!!

「ちょっと待ったーーーーッッッッッ」
そんな桃子一極支配を阻止すべく、ここに一人のキッズ救世主が立ち上がった!!!
その名は熊井友理奈だぁぁぁぁぁぁ!!!!
斉藤さん「熊井ちゃん、桃子になんか逆らって大丈夫なの?桃子はもはや世界最大の
軍事力を持った暴走国家なのよ!!!」
友理ちゃん「斉藤さん、たとえ負け戦であったとしても、桃子なんかに屈する訳に
いかないんです!御先祖様、仲間達、そして、この熊井友理奈の名にかけて!!!」

一同「うおおおおおおお!!!!友理奈、ボンバイエ!!!!友理奈、ボンバイエ!!!!」
桃子に陥れられた民衆の怒りが爆発だぁ!!
※ボンバイエ=リンガラ語で「やっちまえ」「ぶっとばせ」などの意
さあ、ここに最終決戦、悪の桃子帝国と熊井共和国の最終決戦が勃発!!!!
ところが、その結果は……何ぃーーーーッッッッッ????

友理ちゃん「でェーーーッッッッずっけーーーッッ、そんなのありかよぉぉぉ!!!!」
桃子「ムフムフ、勝負の世界とはそういうものなのだよ熊井くん♪」
なんと、スタッフを買収しラジカセに細工を仕込んでいた桃子!!!
最後までなんて汚い女だ!!!あっさり最後の椅子は奪われ、優勝は桃子に決定した。
ああ、悪の帝国に正義は敗れてしまったたのだ……。

桃子「まさか…まさか私が優勝するなんて信じられませぇぇんッッッ!!!えぐっえぐっ(大嘘泣き)」

桃子「ねえみんなッッ、桃子が勝ったんだからもっと盛大にお祝いしようよぉッッ?
ばんざーい!!ばんざーいッッッ!!」

「・・・・・・・・・」
その空気の読め無さにはキッズも斉藤さん(ここでは国連事務総長的存在)も唖然。
おや、しかし、一人だけ全く納得していない人物がいますよ?

「おいおい桃子。それだけで勝った気でいるのはちと早計ってもんじゃないのかぁぁ~~?
ていうか、それだけ汚い手使って勝って良く平気だよなぁ。こりゃサッキー的にはムチャ
許せんなァ~~~ッッッ。それにな、私のことオカールと同い年だとか思ってたら大間違い
だからよぉ~~~ッッ。私、中島早貴ことサッキーはあんたと接戦を繰り広げた熊井ちゃん
と同い年なんだからよぉぉぉ~~~~ッッッ!!!マギマギマギィィィ~~~ッッッ!!!!
甘く見てると足元すくわれるぜ!!私が出てるハロキでも見直しときな!!!」
なにやら自信ありげなサッキー。秘策があるのか?
この桃子帝国の一極支配に風穴を開けることが出来るのか……ッッッ!?
(次回「決戦、横浜コスモワールド鏡迷路地獄!!!」に乞うご期待!)
(この記事は、100%ハロコンDVDに基づいておりません)