別に今まで好きだったアイドルを好きでなくてもいい。
忘れてもいい。その後また好きになってもいい。そのつもりだけど、なぜか居心地が悪い。
好きという気持ちは一対一でしかないのに、アイドルを語る人があまりに増えたため、自分は
混乱してしまった。りんちゃんが好きだし、るのちゃかんも好きだし、それでいいはずなのに。
昔は、若かった時は紗耶香のこととか、嫉妬に狂った時もあったけど、それはしょうがない。
それを踏まえた上で好きになったり、好きで居続けてもいいはずだ。キモいと言われても
それで良い。自分のようないい加減な人間は、そのような態度を保つのが精一杯だ。
自分のこと、生活のことを考えるだけで精一杯だ。
だからこそ、自分を温めてくれる記憶にすがってしまう。
真っ先に思い出すそれはみにちあの記憶かも知れない。まだるなちゃんが優しかった時。
みぃちゃんが言ってくれた忘れられない言葉。もう会えなくなってしまった真央ちゃんが
いつになく熱く語っていた女優への夢。母のように優しかったったしおりん。最初に
言ったことを信じてずっとこっちを見てくれたみくりん…きりがない。
りんちゃんと喧嘩をしている時、辛い時もあったけど、なぜか同い年のように感じていた。
小学校の時に戻ったようだった。だから、僕はりんちゃんに小学生のように接しなければ
いけないと思った。
それが正しかったかどうかはさておき。
芽奈ちゃんのことも、爽来ちゃんのこともいつも考えてる。
るのちゃんのこともいつも考えてる。好きな子の事はいつも考えてる。
アイドルとヲタの関係でいる限り、好きな子がいっぱいいるのは、良いことだと思う。