好きなアイドルの曲現場がつまらなくなった時
前にも同じことを書いた気がするが、解答はたぶん違う。
その嫌いな曲も、嫌いな曲に従う好きな子も全て受け止めた方がいい気がする。
つまらなくなったら即別れる。そんなことができたらそれでいいのかも知れないが、大抵の人は
そんな風に割り切ることは不可能だ。
楽しく、苦しく、別れ難いりんちゃんとの思い出を辿ると、そんな気がする。
じくじくとした思いを抱えながら惰性的に現場に通い、つまらなさ故に友達もいなくなり、
メンバーにつまらなさを説教するような最低人間にはなりたくないよな…と思いつつやたら
酒を飲み出し、いつか、行かなくなる。
自分はそれ以外思いつかない。
Xのように地下的付き合いもあるし、ハロやメジャー地上的付き合いもあるだろう。
しかし自分はすっかり疲れてしまった。るのちゃんの情報をたまに眺めながら妄想している
内にグループが解散しており、きびとさんと行った楽しいとしまえんの思い出を振り返るのみである。
これはとしまえんではないが、なんてるのちゃんは可愛いのか。
るのちゃんのプロフィールに示されている出身地の周辺に仕事で降り立つ度、自分の中でまだ燻って
いた燃えカスに火がついた気がした。どんなかたちであれ、るのちゃんに格好をつけたかった。
格好がついたかは分からないが、妄想で日々るのちゃんを思い続けた。
コロナ状況になり、鬱になり、休職し、るのちゃんを妄想する。
しかしインフォメーションは追わない。巡り合わせがあった時だけでいい。
るのちゃんの成分の一滴と酒に混ざって溶けてしまいたい。