暗示


立ち乗りのジェットコースターに乗る。
コースターは一人一台ずつで分離していて、スピードもある程度自分で調節できる。
かなりのスピードが出て、とても気持ちいい。
大きなカーブに差し掛かり、隣のレールを旋回してくる三人がいた。
ちなこ、茉麻、かんかんだった。僕は必死で手を振った。かんかんは気付いたのか
気付いていないのかよくわからなかったが、ちなこと茉麻はすぐに僕に気付く。
「うたかー!」とか名前を呼んでる。ゲェーッ俺の名前覚えてる!でもいつ名乗った
んだっけ…。「またうたかと一緒ー」とかニコニコ話してるうわーーーっっっ!!
僕はすっかり舞い上がって、スピードを上げ、ちなこと茉麻に並んだ。その後何を
話したのかよく覚えていないが、とても幸せな夢だった。中学生の頃に戻って
ちなこ達とじゃれてるような感覚…。
この間の夢に引き続き、ちなこと茉麻が登場。これは何を暗示しているのだろうか…。
夢の途中で思ったけど、ちなこ達も同じような夢見てたら面白いなぁ。またあの
B頭の人の夢見ちゃった、とか…。突飛な思いつきだけど、あの夢の中ではそれが
とても自然なことに思えて。なんだか胸がいっぱいだ…。