哀しい夢
回避推奨。
めーぐると待ち合わせしているが、いくら待っても彼女が来ない。その内に僕は、
それが妄想であったことに気づき始める。それが夢であるというのに気づいたと
いうことではなく、僕とめーぐるが待ち合わせをしているという前提が、僕の勝手
な思い込みではないかと思い始めた、ということだ。
携帯電話が鳴り、僕は彼女の声を期待するが、違う女の声だった。
やはりこれは僕の妄想であるのだ。僕と彼女は恋人ではなかったのだ。
だから僕は帰って彼女のことを考えながら自慰行為をすることにした。
目覚め、そして僕は同じことをしようとしている。