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archive: 2006年05月23日  1/1

繁華街

No image

猥雑な町を朝方に横切るのは久しぶりの感覚で、僕はぼろぼろの身体を引きずりながらめーぐるのことを考えていた。めーぐるに寄っかかりたくてたまらなかった。体温が、匂いが、感触が欲しかった。あまりに根源的な欲求と疲労のせいで、僕はなぜそれが与えられないのかなどということは考えなかった。ただただ、めーぐるがそこにいないことを苦しく思った。次の握手の時にどうにかしてそれを伝えようかと思ったが、そんなことを伝え...