とても悲しい夢を見て、それを真っ先に話したいあなたはいない。
脳は段々と現実に浸食され、僕の行き場はこの日記しか無いことを知る。
ちょうど夢の中に出てきた、終わりのない迷路に居るような気がする。
何度も何度も同じ道に迷い込み、頭の奥から妙なノイズが聞こえ始める。
その幻聴かノイズかは次第に音量を増して、僕は悲鳴を上げる。だって
そのままだと、世界はノイズに埋め尽くされてしまうような気がしたから。
もしこのどうしようもなく鬱病的な日記に救いがあるとするなら、それは
寝る最後に見たスレが
「柳葉敏郎 vs 三沢さん 第3章」で、天龍に
脅える哀川翔などを想像しながらたいそう愉快な気持ちで眠りに入ったこ
とだ。
サッキーと恋人になれたら、二人で三沢さんスレのログを収集したいな…。