Berryz

かつてハロプロでは感じなかった快感が身体を駆け巡る。
「あなたなしでは生きていけない」。あの子達の声が、
月夜の遠吠えのように、胸に響く。でも、僕は同じように
吠える事が出来ない。僕は何を感じているんだろう。
病気にかかったみたいだ。何を思い出しているんだろう。
僕はBerryzの仲間になれるだろうか？僕はBerryzと同じ
生き物なんだろうか？それとも僕は、彼女たちの恐ろしい
魔力で「そういう風に」思い込まされてしまったのだろうか？
だとしても構わない。このまま彼女たちの声を聴いている
内に僕の魂は抜き取られていくのだ。ああ、みやびちゃん…。

帰宅

帰ってきたら、なぜか矢島舞美ちゃんと結婚したくなった。
そして友人のcgiに僕はこんな書き込みをしようとしたが、
なぜか書き込みできなかった。



□

文化祭で初めて僕はあの子のことを「舞美」と呼んだんだ。