エリンチャンスvsサユパウロ 3-3
なんだかやけに寒かった。
風邪でも引いたかのような異常な寒さ。僕は、こんこんのことを思いながら
布団に入った。眠くて眠くてたまらないのに、あまりの寒さでしばらく眠れ
なかった。僕は、時折震えながら、またこんこんのことを強く思った。
□
こんこんが失踪してしまう夢を見た。僕は彼女を必死に探し、見つけ出した。
内容は忘れてしまったが、それは悲しい結末だった。こんこんにとっての悲
しい結末では無く、僕側にとっての悲しい結末だった。どこからともなく
「愛あらば~」の前奏が聞こえてきて、僕は目を覚ました。
目を覚ましてチャットを覗くと、昨日のSMAPの番組は見ない方が良いと言う
Aさん、Dさんからの忠告があった。それからしばらくして、動画サイトの提
供品コメントなどを見て、内容は大体の想像が付いた。まさにそれは悪夢と
呼んで良いものであるだろう……。僕はまた一段と、ひどくがっかりした。
夢の中で失われ、現実でもまた失われる……。
□
しかし、僕は昨夜現実世界をひたすら楽しんでいたのだ。
娘。達の匂いを、僕はそこら中から優しく感じ取ることができた。
株式会社萌え十二神将アットマーク。
萌え極道の義兄弟の契り。
ポップス・ビートにて泥酔、歌いまくる娘。クラシック。フットサル。
ごまハムの猛攻に、FC梨華っちから一矢。犬。多摩川上空のU.F.O。
15人の蛇腹対決。萌えインディアンポーカー。娘。達の似顔絵大会。
そして、席替え……。
もはや一般人にも、ヲタにも理解不能な萌え遊戯。
その空間にどうしようもなく溢れる「娘。性」……。
席替えで、僕は重ちーの隣になった。
れいな、まりっぺ、なっち、圭ちゃん、村田に周りを囲まれている。
世界は閉じていくだろう。
僕自身ももう、開かれることを望んではいない。
しかしこの幸せは、喜びは、きっと永遠性を伴ったものだと思う。
僕は、この場所でずっと娘。を感じ続けていたい。
風邪でも引いたかのような異常な寒さ。僕は、こんこんのことを思いながら
布団に入った。眠くて眠くてたまらないのに、あまりの寒さでしばらく眠れ
なかった。僕は、時折震えながら、またこんこんのことを強く思った。
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こんこんが失踪してしまう夢を見た。僕は彼女を必死に探し、見つけ出した。
内容は忘れてしまったが、それは悲しい結末だった。こんこんにとっての悲
しい結末では無く、僕側にとっての悲しい結末だった。どこからともなく
「愛あらば~」の前奏が聞こえてきて、僕は目を覚ました。
目を覚ましてチャットを覗くと、昨日のSMAPの番組は見ない方が良いと言う
Aさん、Dさんからの忠告があった。それからしばらくして、動画サイトの提
供品コメントなどを見て、内容は大体の想像が付いた。まさにそれは悪夢と
呼んで良いものであるだろう……。僕はまた一段と、ひどくがっかりした。
夢の中で失われ、現実でもまた失われる……。
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しかし、僕は昨夜現実世界をひたすら楽しんでいたのだ。
娘。達の匂いを、僕はそこら中から優しく感じ取ることができた。
株式会社萌え十二神将アットマーク。
萌え極道の義兄弟の契り。
ポップス・ビートにて泥酔、歌いまくる娘。クラシック。フットサル。
ごまハムの猛攻に、FC梨華っちから一矢。犬。多摩川上空のU.F.O。
15人の蛇腹対決。萌えインディアンポーカー。娘。達の似顔絵大会。
そして、席替え……。
もはや一般人にも、ヲタにも理解不能な萌え遊戯。
その空間にどうしようもなく溢れる「娘。性」……。
席替えで、僕は重ちーの隣になった。
れいな、まりっぺ、なっち、圭ちゃん、村田に周りを囲まれている。
世界は閉じていくだろう。
僕自身ももう、開かれることを望んではいない。
しかしこの幸せは、喜びは、きっと永遠性を伴ったものだと思う。
僕は、この場所でずっと娘。を感じ続けていたい。