エイリアンズ
三日酔いから寝込んで、夜中に起きたら汗ぐっしょり。
悪寒。葛根湯を飲んでまた寝る。
モンゴル人の相撲取りに道案内をしている夢を見た。
□
小さいことがいちいち心に刺さって、それはまるで「かえし」がついた
みたいになかなか抜けない。良い年をして、そんなことで傷ついている
自分はとてもみっともなく思える。
それとは無関係に、妄想は肥大を始める。
自分が無価値な人間に思えて仕方が無い。みんなが普通にできていること
が、僕にはできない。みんなと同じようなものの見方が僕にはできない。
同じような感じ方ができない。またあの時と同じように見捨てられる日が
来るのだろうか。僕はあの時から全く成長していないように思える。
とてもじゃないけど僕はよっすぃーと一緒になる人間では無い(当たり前だ)。
不機嫌と怠惰と酒に包まれて、僕はそこから抜け出せないでいる。
自分が何をすれば良いのか分からない。何をしたいのかも分からない。
ただ、寂しくて寂しくてたまらない状態だけが身の周りにある。
僕は何かの中毒からの禁断症状みたいに、ここでこうして暴れること
しかできない。
そして、また時間は過ぎていく。
娘。達が輝きを増していくことに、そして自分がどんどん駄目になっていく
ことに耐えられない。世界は複雑さを増し、僕はそれについていけない。
□
全てのものから解き放たれたい、楽になりたいという思考が影を伸ばし始めた。
昨日の朝、僕は絶望していた。どうして絶望したのか自分でも良く分からない。
ただどうしようもない絶望と孤独感だけが目の前にあった。
僕は全てが面倒くさくなった。
僕は娘。達が目の前に現れるのを待った。しかし、娘。達は現れなかった。
そのまま意識は薄れていった。僕は自分がそのまま死んでしまうような気がした。
こういう感覚を味わうのは何度目だろう。
味わう度に、その絶望の度合いは強まっていくような気がする。
心の中でポスターの娘。達に話しかける。返事はない。
ただ、彼女達はそのどうしようも無く美しい笑顔をたたえているだけだ。
手を伸ばし、ポスターに触れる気力も無い。僕は狂っているのだろうか。
あの温かみは、もう二度と戻ってこないのだろうか。
悪寒。葛根湯を飲んでまた寝る。
モンゴル人の相撲取りに道案内をしている夢を見た。
□
小さいことがいちいち心に刺さって、それはまるで「かえし」がついた
みたいになかなか抜けない。良い年をして、そんなことで傷ついている
自分はとてもみっともなく思える。
それとは無関係に、妄想は肥大を始める。
自分が無価値な人間に思えて仕方が無い。みんなが普通にできていること
が、僕にはできない。みんなと同じようなものの見方が僕にはできない。
同じような感じ方ができない。またあの時と同じように見捨てられる日が
来るのだろうか。僕はあの時から全く成長していないように思える。
とてもじゃないけど僕はよっすぃーと一緒になる人間では無い(当たり前だ)。
不機嫌と怠惰と酒に包まれて、僕はそこから抜け出せないでいる。
自分が何をすれば良いのか分からない。何をしたいのかも分からない。
ただ、寂しくて寂しくてたまらない状態だけが身の周りにある。
僕は何かの中毒からの禁断症状みたいに、ここでこうして暴れること
しかできない。
そして、また時間は過ぎていく。
娘。達が輝きを増していくことに、そして自分がどんどん駄目になっていく
ことに耐えられない。世界は複雑さを増し、僕はそれについていけない。
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全てのものから解き放たれたい、楽になりたいという思考が影を伸ばし始めた。
昨日の朝、僕は絶望していた。どうして絶望したのか自分でも良く分からない。
ただどうしようもない絶望と孤独感だけが目の前にあった。
僕は全てが面倒くさくなった。
僕は娘。達が目の前に現れるのを待った。しかし、娘。達は現れなかった。
そのまま意識は薄れていった。僕は自分がそのまま死んでしまうような気がした。
こういう感覚を味わうのは何度目だろう。
味わう度に、その絶望の度合いは強まっていくような気がする。
心の中でポスターの娘。達に話しかける。返事はない。
ただ、彼女達はそのどうしようも無く美しい笑顔をたたえているだけだ。
手を伸ばし、ポスターに触れる気力も無い。僕は狂っているのだろうか。
あの温かみは、もう二度と戻ってこないのだろうか。