I&YOU&I&YOU&I
ああああタンポポが良すぎて、聴くに聴けない。
良すぎるから聴きたいけど、でも、聴くと良すぎて泣いちゃいそうだから、聴けない。
ああああ・・・ああああ・・・・どうしてこんなに胸を締めつけられるんだろう。
なんでそんなに可愛い?なんでそんなにメロディーを?なぜそんな声を?詞を?
本当に気が狂いそうになる。「王子様」だって聴くのが未だに困難だってのに、
なぜこんなものを?なぜそんな幻想を?そんなものはこの世には存在しないってのに。
あああああああああ昔のこと思い出しちまうでも俺はきっと昔に戻っても同じ事を繰り
返すだろうこれからも同じように誰かを傷つけるかも知れない実際に俺はそんな幻想に
突き動かされて彼女を大切にしなかったんだろう…ってもう書かないって決めたのに、
タンポポのせいだ!タンポポの"I&YOU&I&YOU&I"のせいだ・・・・!
聴く度に身を削られていくような気がする。
ああ、みんな大好きだ。圭織もりかっちも、まりっぺも加護ちゃんも大好きだよーー!!
愛おしくて愛おしくてたまらない。なんなんだこれは。現実なのか。現実にこんなものが
存在するのか。どうしてこんな女の子達が、どうしてこんな曲が、存在するんだ。どうし
てこんな声が。どうして俺は彼女達のことを好きになったんだ。
なんなんだろう、この気持ちは。
間奏で現世に引き戻されて、一瞬考えて、でも分からない。分かる訳がない。
「おいらもすごいすきー」だって・・。
ああ俺も好きだよ、この曲すごい好きだよ・・・。気が狂いそうだよ・・・。
それはすぐ側にあるような気がするのだけど、手を伸ばしても届かない。
透明なガラス一枚分位の距離が、でも本当はとても遠い距離が。
僕は向こう側に向かって大声を出すけど、それは届いているのかいないのか分からない。
届かないことは分かっているのだけど、届いているかも知れない、とも思ってしまう。
僕は四人に向かって言いたい。
こんなものは僕には受け止めきれない。こんなものを残したまま行かないで欲しい。
ずっと一緒にいて欲しい。ずっと側にいて欲しい。音楽を終わらせないで欲しい。
・・・・・音楽聴いててこんな気持ちになったこと無いんだからなッッッ!!
大好き!みんな大好き!!ああ、ほんとに、どこにも行かないで・・・・・。