しばらくは我慢するけど、我慢しきれなくなって僕はハロから離れた。
その後初めて見た外の世界であるエビは、本当に楽しかった。
でもまた面倒くさくなってエビから離れ、僕にとって最上のアイドル、
みにちあ☆ベアーズと出会い、しかし解散し、前後していいなと思っていた
キャンディzooに居座る現在。
一番好きなみにちあ☆ベアーズのりんちゃんが3BJr.として活動を始めたけど、
そのイベントがどうにもつまらない。あんなに素晴らしかったみにちあ☆の
りんちゃんが、1年間のレッスンを経て、つまらない型にはめられてしまった。
悪友のDが言う、福岡支部のF-Girlsとやっていることはあまり変わらないし、
スキルはむしろ3BJr.の方が高いのに、なぜつまらないんだろうって疑問が
全てを表していると思う。
川上氏は、ももクロをあそこまで育て上げたのだし、ある面においては有能なの
だろうけど、僕は彼の下で手錠をはめられたりんちゃんを観ているのが辛い。
いくらダンスが上達しようが、歌がうまくなろうが、僕の好きなりんちゃんは
もっと奔放で天下無双なりんちゃんであって、自分のことをブスだと思い込んで
ポジションを探しているりんちゃんじゃない。りんちゃん、もっと自信を持って。
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やはり、組長のもとで応援歌を歌っていたみにちあ☆ベアーズは世界一の聖なる
グループだったのだ。それは何を持ってしても代えることはできない。
「夏祭り」も「ダッシュ慶応」も「もってけ」ももう二度と聴けない。
カバーなのにあれだけのオリジナリティを発揮し、そしてメジャーではできない
ことを全力でやっていたアイドルグループを僕は他に知らない。
川崎とかずまくんと泣いたしおりんのことも、大切な感情の全てがみにちあ☆に直結していて、
忘れようとしても忘れられない。
そんなみにちあ☆の元メンバーが3BJr.として復活し、元気な姿を見られることは本当に嬉しい
ことだし、スキルが上がっていることも喜ぶべきことなのだけど、みにちあ☆を観ていた時に
感じたような温かみはほとんどなくなってしまった。
何を見出すかとすれば、それは颯来ちゃんるかちゃんのあまりに美しい浮世離れ感だったりするけど、
それもどこか寂しく見える。「みにちあ☆ベアーズ」という大きな愛の容れ物はもう消えてしまったのだ。
僕は人生に絶望している。
□
そんな中で、キャンディzooの存在は本当に大きくて。
「100年先もきっとあなたは笑ってる」なんて言われたら、おっさんは人生の意味を考えてしまう。
"I love you,you love me"って言い合う時、本当にドキドキする。「悲しみなんて消してあげるよ」
って言われると、消してくれって思う。
"Fun to mix!人生は カラフルワンダフルビューティフル
喜びと悲しみで描き出すレインボー"
なんて歌われるともっと泣いてしまう。
悲しみの色彩ばかりだけど、虹になってるのかな?
"いらない色なんて ないから"
なんて言われると、この腐りきった毎日にも意味があるのかも知れないと思えてくる。
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