舞波のことは最初とても苦手だったんだけど、段々好きになってきて
ピリリのPVで、もう大好きになってしまった。新写真も可愛過ぎる。
興奮し過ぎたのを落ち着かせようとして、
ボノボの"water"を聴くけど
余計にハッピーな気分が高まってしまう。こういうゆったりした、スティー
ル・パンの入ったポップスをBerryzもやってくれるだろう……と信じて
しまいそうな勢い。いや、メンバー全員大好き状態にファイポーやピリリ
が連続でぶっつけられれば幸せにならない筈が無いんだけど…。
つんくのこういうごった煮、ごり押し的なポップスってほんと久しぶりに
聴いたなぁって感じで。しかも曲作ってる側も、歌ってる側も本当に楽
しそうだなぁって思って、そういう幸せって、僕の中ではずっとずっと
封印されてて。色々あるってことはもうずっと前から分かってるし、それ
に対する無力感って本当に大きかったんだけど、もう、こんな回答を
ぶつけられたら、それに答えずにはいられなくて。
とにかく、僕の視界の中ではあの頃の興奮と幸福が溢れかえっている。
年端のいかない少女達と僕の夢がシンクロするのはポップ・フィールド
の中でしかあり得ない。僕の頭の中のBerryzバスと、あの子達が撮影
を終えてモニタで見たBerryzバスは同じはず、そして、もしかしたらその
バス映像に抱いたイメージも少しは同じものかも知れない。
そう考えると、少しだけ嬉しくなる。
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もう僕はあの子達が小学生だと言うことを忘れてしまっている。
日常のふとした情報でそれを思い出す。そして、どうも26歳の男が小学
生に夢中になっているのはどうしようもないことなのかも知れない、と思
い出す。いや、実際にそれは、とんでもなく間違ったことなんだろうと思う。
でも、あの子達を守りたいと思う気持ちや、普通に子供を可愛いと思う気
持ちや、かって見た幸せの投影や、ポップスへの幻想や、一言では言えな
い気持ちがぐちゃぐちゃに混ざり合って、それをいっぺんに説明することは
できない。僕は、あの子達に対してもちゃんとそれを説明できるのだろうか。
視界が暗くなっていく。
ジョアンの"Farolito"がとても優しく響く。
今の僕には、夢の世界にしか答えは待っていない。